国立小学校の学費は安いのか?
私立小学校より学費が安く、公立小学校よりはしっかりと教育してくれるというイメージで
選ばれがちな国立小学校だけれど、
本当に学費は安いのか?という事を検証してみたいと思いマッス。
【結論】
国立小学校はトータルで考えると、想像より色々とお金かかる、が事実かと。
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公立小学校の学費はいくらぐらい?
公立小学校は無料というイメージはあるけれど、実際は当然ながら給食費や教材費など
費用が掛かっているのが現実。
今回は一般論も含めて、我が家の実際の支出をご紹介。
公立小学校VS私立小学校 学費データ
文部科学省の「令和3年度子供の学習費調査」によりますと…
これは、文科省がとった全国平均なので地域差はかなりあると思われますが…
学校に通うだけにかかる費用(学校教育費+学校給食費)だけの比較でも
公立小学校は月に8,750円、私立小学校は83,916円と大きく差がある感じ。
っていうか、公立と私立では学校行くだけで10倍も学費に差があるのか…と現実突き付けられ。
『学校外活動費』というのはいわゆる習い事の費用なので、公立小学生で2万円/月。私立小学生で5.5万円。
削減しようと思えば、削減できる費用でしょうか…ってところね。
実際に公立小学校に通うとこれぐらい費用がかかる
改めて確認すると、本当に費用がかかっていなくてびっくり。
給食費が約4,500円。PTA会費は数百円。
それ以外は漢字ドリルや図工のキットなどの費用だけ。
ドリル類は300~600円/冊程度。
図工などで使用するキットは200~500円/個程度。
年に平均しても月に5,500円程度。安い。全国平均より安すぎる…
ただ、上記金額は学校に支払っている金額だけなので、
それ以外に林間学校や修学旅行の積立(一括支払)があったり、
習字道具、絵具セット、裁縫セット、ピアニカ…などスポット的に購入しなきゃいけないものもある。
それを合わせると、月々8,700円ぐらいになるのかな?いや。ならんね。
道具類も5000円ぐらいあれば買えるし。楽天やイオンで探せばもっと安いのあるし。
そもそも、それは毎月じゃない。
就学は子供の権利だけど、本当にありがたすぎる。
私立小学校の学費はいくらぐらい?
上記の表の比較では私立小学校の学校教育費+学校給食費は月々83,916円ぐらいと
データは出ていますが、名古屋近郊の私立小学校の学費を調べてみると、
5万円~10万円/月ぐらいかしら?やっぱり結構バラつきありますな。
正直言うと、それは授業料、給食費、PTA費、施設使用料等だけであって、それ以外にスクールバスや定期券、制服代なんか地味に費用発生しますしね。
当然、私立に通う子は幼少期からお習い事はたくさんしているイメージ。
国立小学校の学費はいくらぐらい?
では国立小学校ではどうか言うと、公立小学校のようにドリルやキットが都度清算ではなく
月々に学級日・学年日として納めた中から購入されているイメージ。
月々必ずかかっている費用としては、学級日・学年費・給食費で約9,000円。スポット的にPTA会費や後援会費、空調費が発生している。
学校に納入する費用としては我が家では月々17,000円くらいかな~?みたいなイメージでいる。
そう考えると、公立小学生と国立小学生の間では月々12,000円ぐらいの費用の差がある。
年で考えると15万円ぐらい。
それ以外にも私立と同じく、定期券代や制服代が発生する。
そう思うと、『私立よりは格段に安いが、思ったほどは安くはない』というイメージか。
ただ、教材やカリキュラムは費用をかけている分、教材が充実している感はある。
漢字や計算ドリル系では大差ないものの、図工などのキットやカリキュラムに大きく影響している気がする。
同じ教科書なのに、ほぼ同じ単元をしているはずなのに、アプローチがこうも違うか…
という印象。
当然お金をかければ良いものが出来る(見栄えがある)のは当然だと思うので。
公立の先生も国立の先生も限られた範囲の中で授業内容を考えてくださっているとは思うので
生徒から教材費を多く徴収している方が、出来る事の範囲が広がるという所で有利なのかな?
とは思ったり。
そう思えば私立小学校の学費は高額だけれど、それに見合ったプログラムや施設設備がある
と思えば納得できる金額なのではないかと思われマス。
名古屋の国立小学校はココ▼